FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用するセラーにとって、在庫切れは避けられないリスクです。しかし、在庫が切れた瞬間に販売が止まるという状態を「仕方ない」と放置していないでしょうか。

本記事では、FBA在庫切れ時にMFN(自社出荷)へ自動で切り替える仕組みを導入し、販売機会損失ゼロと月50時間以上の工数削減を実現した事例を紹介します。


FBA在庫切れが引き起こす「見えない売上損失」

FBAは配送品質やカート獲得率の面で大きなメリットがありますが、在庫切れが発生した瞬間に商品ページは「在庫なし」となり、販売が停止します。

自社倉庫からのMFN(自社出荷/FBM:Fulfilled by Merchant)に切り替えれば販売は継続できます。しかし、この切替は手作業が前提です。対応が遅れれば、その分だけ売上を逃すことになります。

特に深刻なのが休日・夜間休日・夜間とセール中の在庫切れです。セール中は担当者が不在の間は切替対応ができず、販売機会を丸ごと逃してしまいます。こうした損失は日常業務の中では可視化されにくく、「見えない売上損失」として積み重なっていきます。


なぜ手動運用では限界があるのか

Amazonの出荷方式管理は、手動操作が前提の設計です。以下の要因が重なることで、手動運用の限界が顕在化します。

SKU数が増えれば増えるほど在庫切れの発生頻度は上がり、1件1件の対応に要する時間が積み重なります。かといって、24時間365日の監視体制を人力で組むのはコスト的に現実的ではありません。

結果として、「在庫切れ=販売停止」が常態化し、本来得られるはずの売上が失われ続ける構造に陥ります。

実際の導入企業では、セール本番の2日間だけでFBA/MFN切替が85回発生し、販売機会損失の試算額は570万円に達していました。

時間帯別FBA

時間帯別FBA↔MFN切替回数:セール期間中は業務時間外の切替が急増し、手動では対応しきれない


解決策:FBA/MFN自動切換え「FlexFulfill」

この課題を解決するのが、FBA在庫状況に応じて出荷方式を自動切換えするサービス「FlexFulfill」です。

仕組み

  • FBA在庫がなくなった時点で、自動的にMFN出荷に切替(販売継続)
  • FBA在庫が復活すれば、自動でFBA出荷に復帰
  • 24時間365日、人手を介さず稼働

導入のポイント

既存のAmazon運用フローに組み込む形で導入できるため、大規模なオペレーション変更は不要です。MFN出荷にはFBM(Fulfilled by Merchant)を含む自社出荷全般が対象となります。


導入事例:オフィス用品メーカー S様

導入前の状況

あるオフィス用品メーカー(以下S様)は、FBAとMFN(自社出荷/FBM)を併用していました。課題は、FBA在庫切れ時の切替対応です。

  • FBA在庫切れのたびに手動でMFN出荷に切替
  • 1回あたり約15分、月200回以上発生
  • 月間50時間以上を切替作業に消費
  • 休日の在庫切れは翌営業日まで販売停止

導入後の成果

FlexFulfill導入による売上効果試算

FlexFulfill導入による売上効果試算:業務時間外の自動切替だけで販売機会損失防止額は約200万円(15日間)

S様のコメント

在庫切れによる販売機会損失を防止

導入前:FBA在庫が切れるたびに手動でMFNへ切り替えていましたが、手間がかかり、対応が遅れると販売機会を逃していました。

導入後:FlexFulfill導入後、FBA在庫がなくなっても自動でMFN出荷に切り替わるため、売上の機会損失がゼロに。余計な管理作業もなくなりました。

月間50時間以上の作業時間を削減

導入前:手作業での在庫切り替えは1回あたり15分程度。月に200回以上発生し、50時間以上を費やしていました。

導入後:FlexFulfillがすべて自動で処理するため、担当者が手を動かす必要がなくなり、その時間をマーケティングや商品開発に充てられるようになりました。

「休日の売上機会損失がなくなったのもかなり大きいと思います!」


FlexFulfillが有効なケース

効果が高い条件

  • FBAとMFN(自社倉庫)の両方の出荷体制を持っている
  • SKU数が多く、在庫切れが頻繁に発生する
  • 休日・夜間の販売比率が高い商材を扱っている
  • 切替作業に人的リソースを割いており、コア業務に集中したい

導入の前提条件

  • MFN出荷体制(自社倉庫 or 委託倉庫)が整っていること
  • FBAのみで運用中の場合は、まずMFN体制の構築を検討

まとめ

FBA在庫切れによる販売停止は、多くのAmazonセラーが抱える構造的な課題です。手動での切替運用には限界があり、特に休日・夜間の機会損失は見過ごされがちです。

FBA/MFN自動切換え(FlexFulfill)を導入することで、

  • 販売機会損失をゼロ
  • 月50時間以上の工数を削減
  • CVRの安定・向上を実現

「在庫切れの間も売り続ける」仕組みを、ぜひご検討ください。



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